不正利用検知システム

あなたがクレジットカードを利用したとき、その情報はすぐにクレジットカード会社に届きます。そして購入履歴はパソコンで管理されます。

これだと、個人情報もくそもへったくれもないよ!と思われるかもしれませんが、この買い物をしたら、その情報がすぐにクレジットカード会社のパソコンに行き、情報が管理されるというシステムで、なんとクレジットカードの不正利用を7割近く防いでいるという話です。

なぜ、このシステムがクレジットカードの悪用を防いでいるのでしょうか?

クレジットカードを利用している人、一人ひとりはそれぞれ固有のパターンがあります。たとえば主婦であれば、クレジットカードで日用品を購入することが多いでしょう。そしてデパートなどで、たまにちょっと高級な服を購入するがあるかもしれません。

ですが、突然ある日クレジットカードの購入限度額いっぱいいっぱいまで1日でパソコン数台を購入するということは考えられないわけです。

このように、クレジットカード利用者がいつものパターンと大きく違う買い物をした場合は、瞬時にコンピューターが警告し、クレジットカード会社が、不審な使われ方をしている買い物店に本人確認をするよう連絡します。

すると店の人は
「すいませんが、念のため本人確認ができるような免許証など身分証はございませんか?」
と聞いてきます。ここでどぎまぎすれば、警察に連絡されて逮捕となるわけです。

また、本人に電話がかかってくることもあります。
「今、○○電気店でパソコンを3台購入されましたか?」
みたいな内容の電話があります。

一人ひとりの買い物パターンをデータ化して、もしも不審な買い物パターンがあった場合はすぐに検知するパソコンシステムを不正利用検知システムと言います。

もしも大阪で買い物をして30分後にアメリカで同じクレジットカードを利用した買い物があれば、明らかにクレジットカードの不正利用です。この場合はすぐに該当するクレジットカードは利用停止になります。

ただ、犯罪者側はバカではありません。いや、むしろ優秀な人たちです。優秀な頭脳を持ちながらそれを世間のために使うのではなく、自分たちの利益のためだけに使うような、ちょっと性質の悪い人たちです。

クレジットカードの悪用がばれる、不正利用検知システムをカード会社が取り入れてからは、その不正利用検知システムに引っかからないような買い物の仕方を工夫していると言えます。

クレジットカード会社と犯罪者集団の、仁義なき戦いはいたちごっこで、どちらが勝つというわけでもなく、今後も永遠に続きそうです。